あさひ戦記

仮想世界での旧日本軍の兵器をイラストで説明します。

八九式重擲弾筒

 
ジュウテキ・(ニーモーター※この娘は特殊な訓練を受けてます。)
絵師さん:@shingatayousei
 
八九式重擲弾筒(はちきゅうしきじゅうてきだんとう)は、1920年代から30年代初期にかけて開発・採用された大日本帝国陸軍の小隊用軽迫撃砲・擲弾発射器です。この兵器は、十年式擲弾筒の改良型であり、射程の不足や命中率の低さなどの欠点を改善するために開発されました。八九式重擲弾筒は、歩兵が携帯できる簡素かつ高性能な兵器であり、日本軍の歩兵部隊において重要な火力を提供しました。

 

八九式重擲弾筒は、日中戦争から太平洋戦争にかけて日本軍で広く運用され、その威力を発揮しました。この兵器は非常に独特な迫撃砲であり、外国の迫撃砲と比べても異なる性能を持っています。八九式重擲弾筒は非常に小型で携帯しやすく、ジャングルや障害物の多い険しい場所でも容易に持ち込むことができました。また、仰角を変えなくても射程距離を変えることができるため、狭い場所での使用にも適していました。